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想像すること

2012年6月の病院アロマ日誌  

Aさん 80歳
主病名:右視床出血
使用オイル:スイートアーモンド油 5ml
        ゼラニウム 1滴 濃度1%
        芳香 オレンジスイート


左手点滴、右前腕に軽めの包帯で巻かれていたため、右手首~指先まで施術。
下腿は弾性ストッキング着用のため、ふくらはぎをオイル塗布。


お声掛けした時は、表情は変わらないものの少し戸惑っているご様子でした。
入院日を見ると、病院での生活はまだ1週間程度のようで、ご自身に起きていることなどまだ受け入れがたい時にあるのだと思いました。

"マッサージさせていただいてもよろしいですか?"の声掛けにはうなずいて返事をしてくださいました。
"右手を裏返しにします"と私が言うとそうしてくれます。
思考はハッキリされているのだと実感しました。
後半は少しリラックスされたように伺えました。

Aさんは今回が初めてのアロママッサージでした。
最初に軽い自己紹介を(名乗る程度)してからマッサージに移れば良かったと反省しました。


ご病気などの影響で患者さんの反応が薄い場合、マッサージをすることだけに気を取られている自分に気づきました。
自己満足の押し付けにならないように、なるべく自分が患者さんの立場ならどういう風にされたいか、どういう風に接して欲しいかをもっと想像して、活動していかなくてはと思いました。

患者さんはとてもセンシティブなので人の気持ちを敏感に察知してるのがわかります。
だからこそ真摯に取り組んでいくことの大事さを見に染みて感じます。

毎回自分の不甲斐なさを突き付けられます。

自分の気持ちが伝わってるかより、患者さんの気持ちに寄り添ってどこまで想像できるかが重要だと思いました。

気持ちがあっても拒否されることも多いので、その人が今どんな気持ちでそこにいるのか、どういう接し方がその人のアイデンティを尊重することになるのか、わからないなりに手探りで見つけたいと思いました。
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